生活に必要なほんとうの知恵。(2012.9.6)

自分で家を造り、食べる物も全部自分でつくって暮らす。
というのができたらいいなあと思う。
生きる知恵、みたいなものがオレにはほぼないと思う。
自然界じゃこんな個体が生き延びているなんて考えられない。
そういう知恵を持っている人たちに(お金を払っているとはいえ)助けられ、
というか依存しきって生きているんだなあと思う。


そんなことを考えていると、何の知恵も持っていない自分がひどく頼りなく思えてくる。


うちの隣のばあちゃんは、生活のプロだ。
古い着物をちゃんちゃんこに仕立て直したり、ゆかたを縫ったり、はぎれの布団カバーをつくったり、
狭い庭を元気な野菜と花でいっぱいにするし、おいしい漬け物を自分で漬けるし、
栗をあげると栗ごはんになって返ってくるし(^^)、お彼岸のときにもってきてくれるおはぎは
小豆から煮た手作りだ。
なんていうか、生きるための知恵がたくさんあって、丁寧に生きているなあ、というかんじだ。
なんでもつくれるんだね、というと
「こんなの昔の人はみんな当たり前にやってた」
という返事。