時間がなくなっていくなかで。(2012.11.13)

歳をとればとるほど時間がなくなっていく気がする。
貴重な時間をどうやってすごしたら一番いいのだろう。



「なりたい自分に近づくにはどうしたらいいかを考えて
時間を有意義に過ごせ」



という話はよく聞く(ビジネス本なんかで)。



自分の仕事が大好きで、なおかつ仕事のできる人になりたいと思う。
理想に燃え、日々切磋琢磨、周りとのチームワークも抜群、人の役に立つ人間になりたい。
そんな人間になれたらどんなにうれしいだろうか。


でもそんな理想に近づくためには、
役に立たない本を読んだり、友達とくだらない話をしたり、
ぼーっと当てもなく散歩をしたり、明らかに才能なさそうな趣味に没頭したり、
時間をそんな無駄な事に使ってる暇はない。


少しでも仕事に役に立つ勉強とか人脈作りとかを心がけねば!
今まで無駄に過ごしてきた分、少しでも有意義に過ごさねば!


何事も無駄は敵!有意義に過ごすためには?
となんか時間にがつがつしてくる。



でもそうやって日々を送っていると、だんだん自分の中身がやせ細っていく気がする。
なんかスカスカで上っ面の人間になって行くような‥
逆に時間がなくなっていくような‥


そんなことを言うと、怠け者のいいわけとしかとられないが、
そうかもしれないと自分でも思うが、
これは自分の中で自然にわきでる感覚的なものなのだ。
そしてその感覚はかなり強い。


そしてまた別の意味であせる。
オレの時間を好きなことに使わないでいいのか?
いつ自分の時間を生きれるんだ?


と心が元気をなくす。


そうかと言って好きなカンジに役に立たない時間を過ごすと


あ〜時間を無駄に過ごしてしまった。
こんなことだからだめなんだ!

と焦る。


どうしろっていうんだ!いったい(自分にツッコミ)