世間に復讐する本当の方法。

オレのことバカにしやがって!
しかも、あんなだせー奴にバカにされるとは〜!!ヾ(。`Д´。)ノ
と、頭が沸騰するくらい頭にくるときがある。



一番言われたくないところを、無神経な奴にズバッと言われてグサッとくることがある。
図星だけにつらい。
オレなんて生きててもしようがないかもな〜(´□`川)
なにもする気がなくなるほど落ち込むことがある。



日々少しずつそんな経験を積み重ねていくうちに、知らずに世間に対する恨み、
あるいは自分に対する絶望感が膨れ上がってくる。



オレのことを世界は受け入れてくれなかった。
こんなに一生懸命、まじめに生きているのに。
そして、あんなひどい奴らがいい気になって生きている。



うがー!!
あんな奴らぶっ殺したい!
こんな世間を、世界をぶっこわしたい!
そしてもういっそのこと自分を消してしまいたい。




しかし、オレは想像する。
ここで例えばそいつらをぶっ殺しても、たぶんオレの気は晴れない。
そいつらは殺される時におびえるかもしれないが、オレに対する気持ち、
「イケてない、ダメなヤツ」という評価はかわらないまま死んでいくからだ。
ある意味その評価は永遠のものになる。



さらに言えばオレは捕まり、オレが具体的に関ったそいつらに変わる、マスコミの奴らが
みのもんたみたいなやつ)そいつらに代わってしたり顔に
「こういう人間は本当に人間のくずですねー」とか言いたい放題。
結局、オレの手の届く範囲の奴らを始末しても、あとからあとから、オレの手の届かないところで
同じようなことをしてくる「奴ら」がいる。



オレに対する心理分析とかされているうちはまだいい。
世間もオレに対して興味をもっているうちは、もしかしたら「やってやったぜ」と満足感があるかもしれない。
しかしそんな事件も、一月もたてばすっかり忘れ去られてしまう。
似たような事件は多いし。
結局何もなかったも同じ。




ましてや自殺なんて論外。
完全にあんな奴らのあんなひどい扱いに負けたことになる。
奴らが反省すると思ったら大間違い。
無神経な奴らのことだ、
「あーなんかそういやそんなことしそーなヤツだった(笑)」
くらいが関の山。
結局何もなかったも同じ。
忘却のかなただ。




本当の復讐はなんだろう。
考えれば考えるほど、たったひとつしか方法がない気がしてくる。
それは、





オレの方が幸せになること。だ。




奴らがあいつはどうせダメ人間だ、オレたちよりずっと下だ、と見下していたオレと言う存在。
そのオレが、すげー幸せになっていること。
すげー楽しく暮らしていること。




それこそが最大の復讐だと思う。