正直の徳はキラキラと光るものをもっている。
「正直だったら損をするかもしれないが、正直の徳はキラキラ光るものを持っている」
これは「梅原猛の授業 仏教」という本でみつけた文章。
まさにそのとおり!と思った。
オレは人と話していて何が一番楽しいかというと、その人の率直な意見が聞けたときだ。
その人独自のものの見方や考え方、というものに触れると楽しい。
一般的な意見とか標準的なものの見方、ってものはあるけれど、人はそれぞれちょっとずつ変なこだわりとか、偏った意見とかもっている。
その人にとっては当たり前でもなんか変。
そういうのを聞くのがほんとにおもしろい。
逆に自分が率直な意見を言える相手がいて、それをおもしろがられたりケチつけられたりするのも楽しい。
自分の友達はかなり面白い人たちだ、と思っているけれど、それはお互いに感じたこと、思ったことを正直に話しているからだと思う。
それは時にして「わかるわかる」であり、ときにして「まったく意味わからん」であるが(~o~)。
そして、魅力的な人というのは、そういう相手をたくさんもっている、つまりいろいろな人に心を開いている人なんだと思うな。
オレはごく一部の人にしか開いてないけど(~o~)。
自分がこれ、と思った相手と友達になれば、それでいいのだ。
梅原猛の本。とてもわかりやすく書いてある。
オレはこの本で「仏教ってなかなかいいこといってるじゃん」と思った。仏教は宗教というより哲学に近いな、と思った。
↓
- 作者: 梅原猛
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/10/01
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梅原さんが好きな正直者の本。オレもかなり好き。キラキラしてる(~o~)。↓
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04
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オレ的に正直者で感動したのはこれ↓
- 作者: マークトウェイン,Mark Twain,西田実
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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