楽しさの深さについて考えてみた。

①最近ありがちな休日の過ごし方。

YouTubeで好きな芸人やミュージシャンの動画や犬猫の可愛い動画見たり、プライムのおススメな映画をなんとなく見たり。

クリックするとすぐ出てくるから手軽だし。

次々にそんなことをしているとあっという間に休日が終わる。

 

②こんな休日もある。

好きな曲を弾いてみる(楽譜または耳コピで)。

好きな絵を真似して描く。

動画や本を見て、雑貨を作ってみる。

 

③それからこんなことしていることもある。

テキトーなイメージでテキトーに弾く。

下手くそな絵を描いては消す。

その辺にあるテキトーな材料(ガラクタ)で、自分が今必要な便利グッズを雑に作る。

妄想の世界に遊ぶ。

 

質の高い内容としては①②③の順だと思う。

①本物の芸や芸術、評価の高いものを鑑賞できる。

②そういう芸の一端を(未熟ながら)直接体験できる。

③まるで価値がない。

 

しかし不思議なことに、没頭する深さや、終わった後の爽快感、頭がスッキリして笑い出したくなるような気持ちになるのは

断然③②①の順なのだ。試行錯誤の無駄な時間がかかるのもその順。

 

素晴らしいプロの芸を見るのは、それはそれで楽しいし感動する。

でも実は、それ以上に自分で何か作り出したり考え出すのは楽しい。

人間は本来、自分で勝手に何か作り出すのが好きな生き物なのかもしれない。

それがしょーもないことでも。結果的には時間の無駄でしかなかったとしても。

無駄な時間が一番楽しいとなると、充実した人生、の意味がちょっとわからなくなってくるな(^○^)。