「小さな政府」という言葉の罠。

ほんとは罠でもなんでもなく、無知なせいだが、


「小さな政府」


という言葉を聞いて、イメージ的には


「庶民の味方」


という気がしていた。


大きな政府(こんな言葉があるか知らないが)は権力を持っている人ばかりが
利潤を漁り、なんかしらんが巨大な組織でエリートばかりが得をする、庶民は
だまされている!


‥というイメージ。


それに対して、「小さな政府」というのは


ちいさくなった分きめ細かくなり、庶民の意見も届きやすい、
弱者にも優しい社会。


‥というイメージ。



でも、実際の社会で起こっている事はなぜか正反対で、小さな政府にすればするほど、
弱者が生きにくい状態になっていくようだ。


分割する段階で削られていくんだな。
無駄という名目で、
コストがかかり、利益がでない部分が。
たとえば防災対策とか、教育、福祉に対する予算がどんどん削られていく。


言葉って怖い!
なんとなくイメージで考えるな!(オレか)