自信ありげな人にやたら弱い日本人。

オレは
「今度の内閣の目玉は田中真紀子
というワイドショーをみてそう思ったのだった。



歴史を見ていて思うけれど、長い目でみて、幸せな国になるためには
まず、教育の質はとても大事だと思う。
貧富の差の激しく、暴力が絶えない国はだいたい教育を受けられない人が
多い国だ。
教育をうけるのは金持ちになるためだけではない。
もっと大きな希望が教育の中にはあると思う。



そんな大事な国の行方を決める教育のトップ、文部科学大臣
教育音痴な田中眞紀子がまたなるとは!
そして、それを目玉と思ってしまう人たちがいるとは!
とても信じられない気がする。
この不安感は原発地震に対する不安感よりも大きい。



政治にはそれほど詳しくないオレだが、そんなオレでも田中眞紀子の節操のなさ、
信念のなさ、考えのなさ、は今までやってきたことをなんとなくみていただけでわかる。
言う事が流れによって180度変わるし、近視眼的。
政治的信念と言うより、敵味方、でしか考えていない。
国の将来なんて少しも考えてない、あるのは強力な自己顕示だけ。
考えているのは自分の権力の座を守る事だけ。
としかみえない。


ただ、この人は演説がわかりやすい。
声も大きいし表情もゆたかで親しみやすい。
がさつで下品なところを率直でまっすぐ、
自己主張が激しいところを、堂々としている、大物だ、
ととる人も多いんだろう。


日本はなぜこんな国になったのか、と皆ひとごとのようにいうけど、
政治家を真剣に選べなかった庶民の責任でもあると思う。
なんか、気がついたら政治家の質が惨憺たるものになっている気がする。
こんな人たちしか残ってないのか、という驚き。



政治音痴なオレだが(そんなオレにも責任あるな)、真紀子大臣のニュースには
「どーゆーチョイスだ野田」
と呆れてものも言えなくなった。
というか、思わずひとこと書きたくなった!