社長、わかってるねえ。と思いきや。
この間、あるビジネス本を買った。
著者である社長がなかなかいいこと言ってるのだ。
なんたって残業を否定的に見てるとこがいいね〜 (∩.∩)
「残業が多いのは自慢にならない。
あまりに残業が多い部署は、作業が多すぎるかシステムが悪い。
作業が多すぎる場合は単純に人を増やせばいい。
しかし、企画を考えて実行する仕事がなかなか進まない場合、
人を減らして一人の生産性をあげたほうがよい。」
そうそう、ウチの会社、経営陣は大人数で会議ばっかりして、忙しい忙しいと言っている割に、
ぜんぜん方針が決まらない。
専務は残業時間が多いのが自慢。
一方、現場は雑用が多く、作業が多くて、昼夜食事抜きで仕事しても
時間内にはとても終わらない量。
これは、無駄と思われる作業、お役所的な形式主義な仕事が多いこともあるし(システムが悪い)、
作業量から考えて、物理的に人が少なすぎるせいもあると思う。
うんうん、わかってるねえ社長。
「いつも残業していては自分に投資する貴重な時間をもつことができません。
だからこそ、仕事は就業時間内に終わらせるのが基本なのです。」
とか、
「『毎日遅刻せずに会社に行き、遅くまでまじめに働いて、疲れて帰宅して寝るだけ。
休日はごろ寝ですごす』
という人がいたら、そういう毎日は感性を鈍らせ、成長を遅らせると危機感をいだいたほうが
いいでしょう。」
とか、社長!わかってるねえ。
オレもまさにそう思ってたんだよー。
と、けっこう感情移入しながら読んでいて、ふと気がついた。
この人、マックの社長だー。
例の、名ばかり店長の( ̄ー ̄)。
......
めちゃくちゃ残業させてるじゃん。
あれはどうみても、物理的に人が少なすぎる状態だよ、社長。
ひと、増やしてやれよ。
急に引いたオレ。
社長が言うほどすばらしい会社じゃない。
会社が大きすぎて、現場の悲鳴が聞こえないのか...
でも、社長になるだけあって、なかなかいいこと言っている。
ここはいったんマックの社長ということを忘れてみよう( ̄∇ ̄)
この人の前歴はマック、いや、アップルの日本法人の社長。
ジョブズ氏とも交流があるのだ。
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