完璧と脆弱の不思議な関係。

しばらく前に読んだ本で、おもしろいことを言っている本があった。


ある事象に対して完璧に近い対策をとる。
すると必ず別の面での脆弱性がでてくるというのだ。
だから、いくら手を打っても、あらゆる方面に対する完璧な対策はないと言う。


そして、ある一方に偏って対策を強化すればするほど、別の面での脆弱性が大きくなっていくという。


大都会での停電が起こったとき、一流ホテルは機能がマヒしてしまい、一番機能したホテルはローテクの古いホテルだったとか。
鉄壁の城壁をつくったら、外からの攻撃からは守られたが、中で火事が起こったら逃げにくい、とかそんな話も例として出ていたような。(うろおぼえ)


一つの問題を解決すると、次にまた問題が出てくる。それを解決するとまた問題が・・ときりがないものだ。


じゃあどうすればよりよい解決法になるのか!・・っていう肝心なところはよく覚えてないのだ。
しようがねえな(^O^)。


一つの問題を解決しすぎないのが大事ってとこだろうか。その分よそが脆弱になっていくから(^O^)。
何事もほどほどにやれってことかな。
もう一度読んでみたいけど、題名忘れてしまった。