どうしてそんなに語りたがるのか?

いままでの自分の人生の中で経験した、とりわけ素敵なこと、悲しかったこと、苦しかったこととかうれしかったこと。自分にとって忘れがたい出来事。
そんなものは誰でも持っていると思う。
オレが最近不思議なのは、それを我先に語りたがる人が多いということだ。


いいことにしろ悪いことにしろ、自分の心の中でとても大きな位置を占めているそういうモノを、なんで語りたがるのか?
本当に不思議だ。


オレ的には、特に大切な思い出は絶対表には出したくない。
絶対誰にも言いたくない!
(まあそんなに力まなくても、別に聞きたがる人もいないが(^o^)。)


それは、秘密主義とかもったいぶって言っている訳ではなくて、そういうモノは表にだし、言葉にしてしまうと、ぜんぜん違ったものになってしまいそうだからだ。
そうして、一回変質してしまった思い出は2度と元の姿には戻らないような気がするからだ。
それが怖い。


自分にとって大切な記憶は、言葉にせず心の奥深くに埋めたままそっとしておくのがいい。
そんなふうに考えているオレは変人なのか?(^o^)