死にたい、でもホントは死にたくない!
かなりうつ状態だったある日。ぼんやりと「死にたい」と思っていた。
すると、突然、息が苦しくなってきた!
激しく動悸がし、息がぜいぜいする。息を吸っても吸っても呼吸できない!!
心臓麻痺か呼吸困難で死ぬのか!?今!?
「死」
がいきなりぐわっと現実味を帯び、怖くて怖くてとにかく激しく
「死にたくない!!」
と思ったのだった。
それはさっきまでの「死にたい」とは比べようもないほど鮮明で、
「いやだいやだ」
と思い続けていたのだった。
数十分後、救急車で病院に運ばれた私は、脱力していた。
過呼吸だった・・(^_^;)
はじめてなったので、わからなかったのだ。
ホントに死ぬかと思った。
怖かった。
生きててよかった、と思った(~o~)。
それから後も、激しい落ち込みの期間はくるけど、その度にあのときのことを思い出す。
それで、養老さんの本の中に
「首吊りをした人がロープを枝にかけてぶらさがったら、綱が切れて激しく尻から落ちた。そのひとは驚いて『ああ、びっくりした。死ぬかと思った』と言った。これは案外真実をついている」
というくだりをみつけたき、「ああ、ホントにそうだ!」
と心から納得したのだった(~o~)。
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
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